Published by ski8201qa1 on 2015年5月22日

アトピーの「遺伝」に関する豆知識

多くは乳幼児期に発生するアトピー性皮膚炎。

成長するにつれ治っていく傾向がありますが、大人になるまでの長い間続くため、治療やケアには根気と正しい検査が必要になる病気です。

遺伝子

こういった長い間治療に励むことになるアトピー性皮膚炎、どういった人がアトピー性皮膚炎になりやすいのでしょうか。

アトピー性皮膚炎になりやすいかを測るための指標として、アトピー素因という指標があり、本人または家族が、アレルギー性の病気(アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、ぜんそく、結膜炎など)を持っていること、アレルギーと深い関係がある免疫物質「IgE抗体」を作りやすい体質を持っていることの2つの基準で成立しています。

前者は血の繋がった家族、親族の中でアレルギーの病気があれば該当します。
また、後者は血液検査で、IgEという免疫グロブリン(蛋白質)が高いかを測ることで判明します。

ここで、家族という単語から遺伝という単語を類推するかと思いますが、アトピーが遺伝する確率は一体どのくらいなのでしょうか。

双子の研究では、遺伝子が同じである一卵性の場合、共にアトピーが遺伝する確率は77%、遺伝子の違う二卵性の場合、共にアトピーが遺伝する確率は15%なのだそうです。

また、別の報告では、両親共アトピーの場合50〜75%、片親のみは25〜30%、第1子にある場合は20〜25%、兄弟にない場合10〜15%(Falth-Magnusson からの報告/1987)となるそうです。

このことから、100%ではないにせよ、場合によっては遺伝確率が大きく違うことがわかります。
なので、アレルギー体質は遺伝による影響が大きいということは明白です。
そして、残念ながらアレルギー体質を感知することは現代科学では不可能なのです。

しかし、食生活、生活週間、住環境などを改善することで、症状を軽減させたり、疾患を予防することは可能です。

食生活、生活習慣、住環境、普段何気なくしているありとあらゆる行動を見直すことで、きっとそこには改善すべきポイントがあるのだと思います。

#アトピー#遺伝